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映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

 

インディ・ジョーンズ第4作の舞台は中南米!

●STORY
インディ・ジョーンズシリーズが19年ぶりに復活!第4作となる本作では、クリスタル・スカル(水晶ドクロ)を求めて中南米へ旅立つ。

【DATA】
監督:スティーブン・スピルバーグ
主演:ハリソン・フォード
アメリカ映画、2008年
DVD発売中!



「クリスタル・スカル」って何?
第1作「レイダース」のアーク(十戒の刻まれた板を収めた箱)、第2作「魔宮の伝説」のサンカラ・ストーン(インドの聖なる石)、第3作「最後の聖戦」の聖杯(イエス・キリストが最後の晩餐で使ったもの)など、このシリーズには必ずキーアイテムが存在するが、今回はそれが中南米のクリスタル・スカル。クリスタル=水晶、スカル=ドクロ、つまり水晶ドクロのことである。

これまでのキーアイテムはいずれも実物が特定されていないが、水晶ドクロに関しては、実際に発見され、世界各地の博物館に展示されている。ただし、それがどのような目的でどんなふうに作られたかは、よくわかっていない。

世界各地の水晶ドクロ
水晶ドクロは、19世紀後半ごろから、ヨーロッパやアメリカの人々の間で「マヤもしくはアステカ時代の出土品」として出回るようになった。当時は博物館にも奇妙な出自のものも買い付ける習慣があり、大英博物館が1897年に購入したものが、現在も同館に展示されている。しかし、最近の調査で、金属による加工跡が確認され、19世紀後半に作られたものだということが明らかになっている。

大英博物館の水晶ドクロ (c)sayamindu

マヤ遺跡で発見されたと主張されている水晶ドクロもある。1924年に中米のベリーズでイギリス人が発見したものがそれだ。発見者たちが盛んにマヤ時代のものであることを強調したが、後年の調査で、ドリルで穴を開けた跡があることがわかり、やはりずっと後の制作と考えられている。ただし、現在の所有者がそれ以上の科学調査を拒んでいるそうだ。

このほか、中が空洞になっているスミソニアン博物館の水晶ドクロ、頭を貫通する穴が開いているパリ人類学博物館のものなどがあるが、いずれも19世紀に作られたものというのが定説になっているのである。

水晶ドクロの伝説
・水晶ドクロと特定されているものは、世界で十数個。13個集まると、不思議なパワーを発揮する
・下から光を当てると、全体が炎に包まれたように見える
・目から発光する仕組みがある
水晶ドクロについては、近年のミステリーファンによってこのような言い伝えが広まった。映画がこの伝説をヒントにしていることは、間違いない。


オーパーツとは
当時の科学で作られたとは考えられない、不思議な遺物のこと。水晶ドクロは、水晶のかけらをつなぎ合わせたものではなく、1つのかたまりから掘り出されている。人間の手でそれをやれば、何百年とかかってもおかしくないという…!もし水晶ドクロが本当にマヤ時代のものだとしたら、まぎれもない「オーパーツ」なのだ。

ほかに、壁画に描かれた古代エジプトの電球スペースシャトルの形をしたコロンビアの黄金製品などが、オーパーツとしてよく知られている。




「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」公式サイト
http://www.indianajones.jp/

インディ・ジョーンズ.jp
http://www.indyjones.jp/

インディ・ジョーンズシリーズのすべてがわかるサイト


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▼Vol259【EPISODE:インディ・ジョーンズと遺跡】
▼Vol251【EPISODE:水晶ドクロ】

●関連書

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