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▼ダ・ヴィンチ・コードを解読するブックガイド!
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「図解ダ・ヴィンチの謎」
田辺清著、宝島刊、1050円
「ダヴィンチ・コードの謎を解く」
サイモン・コックス著、PHP刊、1470円などを紹介。

◇「初期キリスト教」「テンプル騎士団」「聖杯」など、「ダ・ヴィンチ・コード」に登場する歴史の謎を解くためのブックガイドをオープン。⇒詳細はhttp://www.kodai-iseki.com/davinci/へ

【EPISODE:ナグ・ハマディ】
1945年、エジプトの「ナグ・ハマディ」で、農夫の兄弟が洞窟の壷の中から、13冊のパピルス写本を発見した。キリストやその弟子たちの言葉を収めた「福音書」を含む文献だ。そこには、新約聖書にある福音書とは、だいぶ異なることが書かれている。

1)イエスには双子の兄弟がいた!?
「トマス福音書」には、「イエスの双子の兄弟であるトマスがこれを書いた」とある。イエスに兄弟がいてもおかしくないが、イエスの母マリアは性行為なしでイエスを身ごもったはずだから、"双子"っていったい・・・?

2)マグダラのマリアの福音書!?
ナグ・ハマディ写本には、「マグダラのマリアの福音書」がある。それによると、マグダラのマリアはイエスの重要な使徒のひとりであり、イエスは彼女だけに特別な教えを授けたそうだ。

3)イエスには妻がいた!?
「マグダラのマリアはイエスの一番のお気に入りで、しばしば彼女に口づけした」とある。彼女はイエスの"伴侶"であるという記述もあり、このことから「マグダラのマリアはイエスの妻で、イエスの死後フランスに渡って子孫を残した」なんていう説も生まれている。

これが「ダ・ヴィンチ・コード」に登場する歴史ミステリーで、小説の犯人探しよりおもしろい!?

【CALENDAR】
▼ふしぎ発見でエジプト発掘特集!
「2004 吉村先生 古代エジプト大発掘!!
ピラミッドの謎は解けた!?」
10/16(土)21:00〜21:54

▼世田谷ヨルダン展講演会
「遊牧民の起源を追い求めて」
藤井純夫金沢大学教授
10/16(土)14:00〜世田谷美術館講堂にて、先着150名
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/jordan/

▼新刊「マヤ学を学ぶ人のために」
八杉佳穂編、世界思想社刊、1900円(税別)
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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.77 PC用
2004/10/6発行 *毎週水曜発行
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