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■今夏メトロポリタン美術館の古代エジプト展開催!
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●展覧会「古代エジプト展 女王と女神」
7/19(土)〜9/23(火・祝)東京都美術館
10/13(月・祝)〜2015/1/12(月・祝)神戸市立博物館
*ニューヨーク・メトロポリタン美術館のエジプト・コレクションが来日!ハトシェプストなど女王や女神に関連した出土品を中心に展示します。
東京都美術館 http://www.tobikan.jp/

【CALENDAR】
▼来日講演会!
「アシュート・プロジェクト:エジプトにおける10年間の調査から」
ヨヘム・アルバート・カール(ベルリン自由大学教授)

4/9(水)13:30〜
奈良・天理参考館研修室にて 入館料400円
http://www.sankokan.jp/

4/12(土)13:30〜15:00
東京・池袋 サンシャインシティ文化会館7階会議室710号
参加費500円
http://aom-tokyo.com/event/140412.html

▼講演会「東海大学所蔵の古代エジプトコレクションを通して「文明」について考える」
山花 京子 東海大学文学部アジア文明学科准教授
4/26(土)14:00〜15:30
東京・武蔵野市 東海大学 望星学塾1階ホール
会場整理費500円
http://www.tokai.ac.jp/bosei/2013/kouza/kouza369.html

【EPISODE:ツタンカーメンの墓を発見しそこなった考古学者】
アメリカ、ニューヨークのメトロポリタン美術館に充実したエジプト・コレクションがあるのは、そもそもは20世紀初めに活躍したアメリカの考古学者、セオドア・デイビスのおかげ。
1902年から約12年の間に、エジプト、ルクソールの王家の谷で、約30の墓を発見。その中には、ホレムヘブの墓、ウセルヘトの墓など、今日の王家の谷の主要な観光スポットも含まれています。

エジプト発掘中に発見した大量の出土物を故郷アメリカのメトロポリタン美術館に寄贈、現在のコレクションの中核を成しています。

ところでデイビスは考古学者とはいっても、実際は古代エジプトに関心のある一アマチュア大富豪で、実際の発掘には専門家たちを雇っていました。その中に、あのツタンカーメンの墓を発掘したハワード・カーターもいました。

やがてデイビスは「王家の谷は発掘しつくした」として調査を打ち切りましたが、その8年後に、ハワード・カーターがイギリスのカーナボン卿の支援を得て、世紀の大発見を成し遂げたのです。

一説によると、デイビスが発掘を断念したとき、彼はツタンカーメンの墓の入口まで「あと2メートル」の地点に迫っていたそうです。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vol.384
2014/03/30発行
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エジプト個人旅行 古代遺跡な旅
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