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■富士山が世界遺産に!世界の山岳信仰
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●富士山と世界遺産
http://www.pref.shizuoka.jp/bunka/bk-120/
http://www.fujisan-3776.jp/
http://www.pref.yamanashi.jp/sekaiisan-sn/
*富士山が6月に世界遺産に指定される見通しとなりました!

【CALENDAR】
▼新刊「海を渡った人類の遥かな歴史」
ブライアン・フェイガン著 河出書房新社 3,045円
*著者はアメリカの大学教授、考古学の著作が人気。

▼新刊「古代遺跡の七不思議」
ニュートンプレス 2,415円
*定番のNewton別冊です!

▼新刊「古代ギリシアの精神」
田島正樹著 講談社選書メチエ 1,575円
*定番のNewton別冊です!

▼展覧会「中国王朝の至宝」
4/24(火)〜6/23(日)名古屋市博物館にて
http://china-ocho.jp
*東京・神戸から巡回!紀元前2000〜3000年、夏と宋の遺物が来日。

▼展覧会「国宝 大神社展」
4/9(火)〜6/2(日)東京国立博物館にて
http://daijinja.jp/
*日本各地の神社から神像や鏡が集結、来年は九州へ巡回。

▼TV「日曜美術館 神々を彩る美〜神社の宝 名品探訪〜」
5/5(日)20:00〜21:00
*大神社展にちなみ、各地の神社を訪ねます。

【EPISODE:世界の山岳信仰】
富士山が6月に世界遺産に指定される見通しとなりました。今回は日本人の「山岳信仰」の対象であることが、大きな要因となったようです。日本には大山、熊野など山を「神」と仰ぐ信仰が古くからありましたが、ほかの国でも山を神聖視する伝統があります。

南米アンデスでは古くから山には地母神であるパチャママが住むとされ、動物、ときには人間を生贄として捧げ、豊作や平穏な生活を祈りました。

世界最高峰であるエベレストはチベット語では「チョモランマ」といい、これは「大地の母神」を意味します。この場合山自体が神とみなされ、山に登るのは巡礼行為ともなります。同じくチベットのカイラス山は聖地であるため山頂への登頂が禁止されており、来訪者は山の周囲を巡回する巡礼路を歩くことになるのです。

オーストラリアの名山ウルルも、先住民アボリジニの聖地であり、現在もアボリジニの団体な実質的な所有権を持ち、観光客が不用意に足を踏み入れることを好ましく思っていないようです。アボリジニの儀式などが行われるときは、登山が禁止されてしまうこともあるのです。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vol.381
2013/05/03発行
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マチュピチュ・ナスカ・クスコを巡る6日間
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