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■大英博物館古代エジプト展!7/7(土)より六本木にて
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▼展覧会「大英博物館古代エジプト展」
7/7(土)〜9/17(月・祝)
東京・六本木 森アーツセンターギャラリーにて
http://egypt2012.jp/
福岡を巡回
*世界最長、約37メートルの死者の書、グリーンフィールド・パピルスがやってきます。

【CALENDAR】
▼新刊「るるぶ古事記1300年 古代ロマンの旅」
880円、JTBパブリッシング
*国内のパワースポットを巡る!

▼新刊「ツタンカーメンとピラミッドの謎」
「歴史の真相」研究会著、 630円、 宝島社
*建国からカエサル、ネロと、古代ローマの基本を知る!

▼新刊「インカ遺跡巡礼」
義井豊著、1575円、TBSサービス
*今年最大の話題となりつつあるツタンカーメン展!8月からはいよいよ東京へ!

▼TV「太陽の民マヤ〜いま明かされる驚異の暦〜」
NHK綜合5/19(土)深夜2:43〜3:40
*最近新しい暦が発見されたというマヤ。終末の時が来るのは本当に今年?


【EPISODE:死者の書とは】
今回の大英博物館古代エジプト展では、世界最長とされる約37メートルの「死者の書」が公開されるとのこと。
「死者の書」とは、無事に来世にたどりつくための呪文を書いた、一種のマニュアルです。
古代エジプトでは、墓の壁や、パピルスという植物でできた紙に書かれていて、今回はそのパピルスに長々と記されていることから、「世界最長」といううたい文句がついたようです。

人は死ぬとその霊魂が冥界を旅し来世に向かいますが、そこにはさまざまな魔物が住みつき、簡単に通り抜けることはできません。死者の書の呪文を使えば、なんとか困難を切り抜けることができるというわけです。

死者の書のハイライトは、オシリス神の前での審判です。死者の心臓は、真実の女神マアトの羽とともにはかりにかけられ、生前に罪がなければ、心臓はちょうどその羽とつりあい、来世に入ることを許されます。もし羽とつりあわなければ、生前に罪があったものとされ、アミットという怪物がその心臓を食べ、永遠に来世に行くことができなくなってしまいます。

古代エジプト人たちが来世をどれくらい大事に考えていたか、この死者の書からもわかるというわけです。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vol.374
2012/05/16発行
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★【夏休みのエジプト旅行に!】
現地発カイロ・ルクソール・アブ・シンベル最短旅行
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