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■古代ローマの風呂を描いたコミック「テルマエ・ロマエ」新刊発売!
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●本「テルマエ・ロマエIII」
ヤマザキマリ著、エンターブレイン刊、714円
古代ローマのお風呂が舞台!人気のコミック第3巻。

【CALENDAR】
▼TV「THE世界遺産 失われたアークとアクスム王国をめぐる謎」
5/15(日)18:00〜18:30
十戒を収めた「契約の箱」がエチオピアに?!HPに番組ディレクターのインタビューが。
http://www.tbs.co.jp/heritage/feature/index-j.html

▼本「幾何学の不思議〜遺跡・芸術・自然に現れたミステリー〜」
ミランダ・ランディ著、駒田曜訳、創元社刊、1260円
古代エジプト、ギリシャ、イスラムなどの幾何学を紹介。

▼NEWS「エジプト・ルクソールでアメンホテプ3世の巨像発見」
メムノンの巨像があるアメンホテプ葬祭殿跡で出土。あいにく頭部はないそうですが。ルクソール西岸からはまだまだ何か出てきそうです。

【EPISODE:ローマの風呂】
古代ローマ人は風呂好きだったことで知られていますが、自宅に風呂があるのはごく限られた人々で、たいていの人は大型の公衆浴場に通っていたそうです。日本の銭湯同様、ちゃんとお金を払って利用する施設でした。

公衆浴場では、冷浴室、温浴室、高温室、冷浴室と交互に入って汗を流す仕組みになっていました。高温室とは、サウナと大浴場が一緒になったようなものです。浴場は単に体をきれいにすると言うより、オイルを塗ったりあかすりをしたりしてのんびりくつろぐ場所となっており、日がな1日中そこで時間をつぶす人もいたようです。

ローマ人は温泉も大好き、 温泉がわく土地は、保養地としてにぎわっていました。このあたり、古代のローマ人のほうが、現代の日本人との共通点が多いといえるかもしれません。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.359
2011/04/28発行
http://www.kodai-iseki.com/(解除もこちらへ)
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★古代ローマの温泉保養地パムッカレを訪問!
イスタンブール・カッパドキア・パムッカレを巡る
http://www.kodai-iseki.com/travel/t086gw_ist_cap_pam.html