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●映画「アデル/ファラオと復活の秘薬」
7/3(土)より全国ロードショー
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ウェブサイト上でプレゼント実施中!エジプトに関する知識も試されます。

【CALENDAR】2010年5月26日(水)〜6月2日(水)

▼静岡へ巡回!展覧会「トリノ・エジプト展」
6/12(土)〜8/22(日)静岡県立美術館にて
特集開催中!http://www.kodai-iseki.com/exhibit/trino_egypt/

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小林達雄著、同成社刊、1365円
北海道や東北など、北部の縄文遺跡を紹介。結構大規模な遺跡が残っています!

▼月刊「Newton」7月号発売中!
アーキオリポート「未知の人類化石をロシア南部で発見」

【EPISODE:復活の秘薬】
映画「アデル」は、ミイラを復活させて瀕死の人間をも治す"秘薬"を求める話ですが、こうした奇跡の秘薬のエピソードは、いろいろな世界で伝わっています。よく知られているのは、ギリシャの「ネクタル」。不死の効用がある酒で、ギリシャの神々は、これと不死の食べ物「アムブロシア」があるから死なないのだということになっていました。

インドの神話に登場する「アムリタ」も有名です。魚や植物などをあれこれ混ぜて1000年もかくはんした後に完成した飲み物で、カンボジアのアンコール・ワットには、このアムリタを作っている様子が「乳海攪拌」というレリーフの中に描かれています。実は、中国の仏教世界ではこのアムリタが「甘露」と呼ばれるようになります。

また中国では、始皇帝が徐福という家臣に不老不死の薬を探すよう命じ、この徐福は薬を求めて日本に来たという言い伝えもあります。

日本の神話でも、月をつかさどる神であるツキヨミが、不死の薬「変若水」を持っているとされました。欠けては満ち、欠けては満ち、を繰り返す月が、死と復活を思わせるから、とのことです。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.346
2010/5/26発行
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