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■エルサレムの街路をモザイクの「マダバ地図」をもとに発掘!
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●新刊「1500年前の大通り、エルサレム旧市街で発掘」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2693296/5300657
ヨルダンに残る、6世紀のパレスチナ地図「マダバ地図」をもとに、約1500年前のエルサレムの石畳が発見されたそうです。

【CALENDAR】2010年2月10日(水)〜2月17日(水)

▼展覧会「クローズアップ展示 西アジア海外調査速報2009:パルミラの発掘最新成果―考古学調査における3次元測量の活用」
2/20(土)〜3/28(日)東京・池袋 古代オリエント博物館にて
http://www.sa.il24.net/~aom/ten1002palmyra.html
3D計測で、墓の内部を立体的に見ることができるそうです。

▼新刊「中米・チアパス・ユカタンの旅―マヤ遺跡探索行1839〜40 」
ジョン・ロイド・スティーブンズ著、児嶋桂子訳、人文書院刊、上下巻各6090円
スティーヴンズに同行した画家キャザウッドの絵は、今もよくマヤの本で使われていますね。

▼Newsルクソールの「スフィンクス参道」を再建!
ルクソール東岸のカルナック神殿とルクソール神殿は、その昔スフィンクスの並ぶ参道でつながっていましたが、その全容を復元しようとしているそうです!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100208-00000011-jij-int

【EPISODE:マダバ地図】
ローマ時代、ビザンチン時代の建物は、よく床をモザイクで飾ってあることがありますが、ヨルダンのマダバという街には、そんな床モザイクの残る教会が点在しています。中でも、聖ジョージ教会のモザイクは、一種特別な存在。それは、エルサレム、死海、ジェリコ、ベツレヘムなど聖書に登場する場所を記した、世界最古のパレスチナ地図だからなのです…!

なかでもエルサレムについては、ダマスカス門、ライオン門、聖墳墓教会、ダビデの塔などが描かれた、文字通りのストリート・マップとなっています。6世紀にあっても、エルサレムが立派な都市だったということを、この地図が証明しているわけです。

ちなみに、地図の中では死海に塩を積んだ船だ浮かんでいることから、当時は死海の一種の交通路として使われていたこともわかるのです。

こちらも参考に!
「旧約聖書の街マダバでモザイクの地図を見る!」
http://4travel.jp/traveler/kodai-iseki/album/10423371/

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.333
2010/2/10 *毎週水曜発行
http://www.kodai-iseki.com/(解除もこちらへ)
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【10名限定!ゴールデンウィークのトルコ現地ツアー】
イスタンブール・カッパドキア・パムッカレを巡る
http://www.kodai-iseki.com/travel/t086gw_ist_cap_pam.html