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■カルタゴ展、いよいよ東京へ!10/3より大丸ミュージアムにて
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●展覧会「古代カルタゴとローマ展」
大丸ミュージアム東京
10/3(土)〜10/25(日)
http://www.karutago-roma.jp/
カルタゴ時代のものは数が少ないですから、日本で展示されるというだけで大変なことです…!

【CALENDAR】 2009年9月30日(水)〜10月7日(水)
▼NEWS「日本最古の石器発見!」
約12万年前のものを、島根県出雲市で発見。日本の歴史も、どんどん古くなっていきますねえ…。

▼新刊「大ピラミッドの秘密エジプト史上最大の建造物はどのように建築されたか」
ボブ・ブライアー、ジャン・ピエール・ウーダン著
ソフトバンククリエイティブ、1995円
NHKスペシャルで取り上げられた、ピラミッド建造の謎。「誰がツタンカーメンを殺したか」のボブ・ブライアー著とあって、面白さに期待大です。

▼新刊「ローマ建国史(上)」
リーウイウス著、北村良和訳
PHP研究所、945円
新訳で登場のようですが、ロムルスとレムスの建国神話など、おなじみの話がいろいろありそうです。

【EPISODE:カルタゴのマゴン】
カルタゴといえばまず、ローマと戦って敗れた商業国というイメージが強いようですが、ローマが恐れたというだけあって、当時は結構な強国。軍事面でも文化面でもかなり進んでいたようです。

一時はローマを敗北の危機にまで追いやった将軍ハンニバル、ジブラルタル海峡を抜けてアフリカ大陸を南下した航海者ハンノなど、歴史上の有名人も、数々います。

中でも、今日その名が広く知られているのが、「農業の父」と呼ばれるマゴン。ブドウの栽培の仕方や醸造の技術などを研究し、28巻からなる農業書を著しました。カルタゴが滅びた後も残り、ギリシャ語・ラテン語などに翻訳されて、各地へ広まりました。ローマのワイン造りの技術が向上したのは、このマゴンの書物のおかげとも言われています。

そのワゴンの名は、チュニジアの代表的なワインの名前として使われ、今も世界に伝わっているのです。

⇒カルタゴの歴史を知ろう!「カルタゴ物語」
http://www.st.rim.or.jp/~cycle/CARTHAGE.HTML

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.319
2009/9/30 *毎週水曜発行
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★ワインでも有名!トルコのカッパドキア
【日本語ガイド付き】
現地発カッパドキア2日観光・洞窟ホテル2泊
http://www.kodai-iseki.com/travel/t081cappa3daysair.html