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■トリノ・エジプト展スタート!8/1(土)上野の東京都美術館にて
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●展覧会「トリノ・エジプト展―イタリアが愛した美の遺産―」
8/1(土)〜10/4(日)東京都美術館にて
http://www.torino-egypt.com/
見どころはやはりツタンカーメン像でしょうか。8/1(土)には、トリノ・エジプト博物館館長の講演も。

【CALENDAR】 2009年7月29日(水)〜8月5日(水)
▼TV「THE世界遺産ストーンヘンジ、エーヴリーと関連する遺跡群」
TBS8/2(日)18:00〜18:30
http://www.tbs.co.jp/heritage/
近年の調査で新しい発見が続くストーンヘンジ。現地の考古学者が登場します。

▼展覧会「ユーラシアの風 新羅へ」
8/1(土)〜9/6(日)東京・池袋 古代オリエント博物館にて
http://www.sa.il24.net/~aom/ten0908sinla.html
世界遺産になっている慶州古墳群からの出土品も展示。新羅から出てくるものは、なぜか西方っぽいそうです。

【EPISODE:ネコと犬の起源】
エジプトと言えばネコの女神バステトで有名、ネコのミイラや彫像もよく見かけます。ネコの祖先は、もとは皆「ヤマネコ」で、エジプト人がペットとして飼い始めたことから、家畜としての「イエネコ」が生まれたというのがもっぱらの説でした。ところが最近、エジプトは「世界で初めてネコを飼った人」の座を、キプロスに明け渡すことになったのです。

キプロスの約9500年前の墓から、ネコが人と一緒に埋葬されていたのが発見されました。ネコはもともとキプロスのような地中海の島にはいなかったので、人間の船に乗せられて大陸からやってきたはず。ということは、大陸のどこかでもネコを飼っていた人がいたのでは?

それなら犬は?という声が聞こえてきそうですが、実は犬の骨はネアンデルタール人の洞窟から発見されていたりして、まぎれもなく世界最初のペット、とされているそうです。

ところが、聖書の時代に犬はなぜか「不浄な生き物」になってしまい、一時期人間から嫌われるようになってしまいました。その名残なのか、今でもイスラムの国々では、犬をペットとして飼う習慣がないのです。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.314
2009/7/29 *毎週水曜発行
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