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■トリノ・エジプト展―イタリアが愛した美の遺産―公式HP公開
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▼展覧会「トリノ・エジプト展―イタリアが愛した美の遺産―」
東京都美術館にて
2009/8/1(土)〜10/4(日)
http://www.torino-egypt.com/
宮城・福岡・神戸・静岡を巡回
「海のエジプト展」に続く大型エジプト展。今年の夏はエジプトで盛り上がりそうです…!

【CALENDAR】 2009年5月27日(水)〜6月3日(水)
▼TV「中国の絶美は"玉"にあり」
NHK BShi 5/31(日)22:00〜23:30
北京オリンピックでは、「玉のメダル」もあったそうです。

▼TV「NHK世界遺産への招待状 南アフリカ太古の民希望の大地へ」
NHK総合 6/1(月)22:00〜22:45
4万5000年前もの岩絵が登場。岩絵の起源って、どんどん古くなっていますね。

▼新刊「東南アジア 多文明世界の発見」
石澤良昭著、2415円、講談社刊
「興亡の世界史」シリーズ第11巻。アンコール・ワットをはじめ、東南アジアの歴史の魅力がわかります。

▼NEWS「ウシュマルに新しい音と光のショー」
観光を再開したメキシコ。ウシュマルでは音と光のショーの照明が、遺跡にダメージを与えない新しいタイプのものになったそうです。
http://www.artdaily.org/index.asp?int_sec=11&int_new=31065&int_modo=1

【EPISODE:トリノ王名表】

イタリアのトリノまで行ってエジプト博物館に行こうと思う人はあまりいないかもしれませんが、実はこの博物館、通り過ぎてしまうにはちょっともったいないくらいの存在です。

この博物館を何といっても有名にしているのが「トリノの王名表」。約300名ものファラオの名とその在位期間がリストになっているパピルスで、19世紀にイタリア人がエジプトから持ち帰ったものです。博物館に運ばれた当時は、見る影もなくバラバラになっていたのですが、これを、ヒエログリフの読めない修復家が、パピルスの繊維だけを頼りに修復したのだとか…!

ヒエログリフを解読したフランスのシャンポリオンがこのトリノの博物館を訪れ、王名を読み解いていったこともあるそうです。

実は今年、同博物館の倉庫から、まだ知られていなかったパピルスの断片が見つかりました。その断片からさらに多くの王の名がわかるかもしれませんね!

トリノの王名表の写真はこちらに
http://www.ancient-egypt.co.uk/turin/pages/turin_royal_canon.htm

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2009/5/27 *毎週水曜発行
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ペトラ/ワディ・ラム/死海・マダバ・ネボ山を巡る7日間
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