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■■11/10・11「比較文明学会」を早大で開催!■■
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●比較文明学会第25回大会「文明と世界遺産」
11/10(土)〜11/11(日)
早稲田大学戸山キャンパスにて
http://www.bunmei.org/
*吉村作治先生、近藤二郎先生らエジプト学の重鎮も出演!

【CALENDAR】 2007年10月17日(水)〜10月24日(水)
▼アンデス文明研究会定例講座
「インカ帝国最後の都ビルカバンバの景観」坂井正人山形大学准教授
10/20(土)14:00〜17:00東京・本郷にて
http://www.h6.dion.ne.jp/~andes/
*最近アンデス関係のテレビ番組が続いただけに、アンデス山中のインカの都、気になりますねえ…。

▼10/24(水)19:00〜19:45 NHK教育
地球ドラマチック「発見!シベリアのミイラ」
*火葬が発達した日本ではちょっとイメージしづらいですが、ミイラって実は、世界中にあるんですよね。

▼新アクロポリス博物館お引っ越し続報!
ナショジオ(英文)サイトで引越し映像を公開中。
http://news.nationalgeographic.com/news/2007/10/071010-statues-video.html

【EPISODE:アブ・シンベル】
ユネスコの世界遺産が、エジプトのアブ・シンベル神殿移築をきっかけに始まったということは、どこかで聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。

ラムセス2世の4体の巨像で有名なアブ・シンベル神殿は、そもそも今より60メートルほど下方にあったのですが、1960年代、アスワンハイダム建設のため水没の危機にさらされ、ユネスコが世界中に募金を呼びかけて移築が実現したのです。

建物も彫刻も、ブロックに分割して、運んでまた接合したというから、驚異的ですね。元々岩山をくりぬいて造られていたのですが、移築時にはコンクリートで固めた人工のドームを造り、その中に神殿を収めたとか。

今ではアブ・シンベルの風景に欠かせない要素となっている、神殿前の静かな湖も、ダム建設によってできた人造湖。アブ・シンベル全体が、実は巨大な野外ミュージアムみたいなものなんですね。

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2007/10/17発行 *毎週水曜発行
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