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■■ドゴンの伝統文化!9/15(土)からNHK世界遺産で2週連続■■
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●探検ロマン世界遺産「西アフリカの旅(1)断崖に生きるドゴンの民〜マリ共和国〜」
NHK総合9/15(土)20:00〜20:45
(再放送)NHK総合9/19(水)深夜1:40〜2:25
ドゴンは儀式やお祭りで有名ですが、その集落が世界遺産になっているんですね。後編は9/22(土)です。

【CALENDAR】 2007年9月12日(水)〜9月19日(水)
▼展覧会「アルカイク・スマイルほほえみの考古学展」
岐阜市歴史博物館でOPEN!2007/9/11(火)〜10/21(日)
アルカイク・スマイルはギリシャ古典期彫刻の、かすかなほほえみのこと。どこか仏像に近いものがありますよね。

▼新刊「ギリシア彫刻の見方」
ルートヴィヒ・クルツィウス著、小竹澄栄訳、みすず書房刊、4200円
ギリシャだけでなく、大英博物館に行く前に読んでおいたりすると、きっとおもしろいです。

【EPISODE:ドゴンの祭り】
ドゴン族といえば、60年に一度、7年かけて行われるという祭りが有名。ドゴンの神話によると、その昔人間は死ぬことはなく、ヘビや精霊に生まれ変わっていたそうです。ところがあるとき、ヘビに変わった老人が、うっかりヘビ語ではなく人間の言葉でしゃべってしまったため、死がもたらされるようになったとか…。

ドゴンの祭りは、こういう神話を再現するための一種の演劇のようになっているとのこと。

外界から隔絶された独自の文化であるにもかかわらず、天文学が非常に発達していて、その内容があまりにも詳しいことから、「ドゴン人は昔宇宙人と接触した」なんていう話が出ることも。

観光化されて独自の文化がすたれてしまうのでは、なんて心配されているのですが、約25万人の人口があるというので、まだまだ一大勢力ですね。それより問題なのは、アフリカの砂漠の民の共通の悩み、乾燥化が進んで住む地域を追われてしまうということなんだそうです。

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