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■■エジプトでハトシェプスト女王のミイラ発見!■■
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●DNA鑑定でハトシェプスト女王のミイラを特定!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000123-mai-int
*エジプト考古長のザヒ・ハワス長官が、ついにDNA鑑定でミイラを特定!でも、もとはといえば、ツタンカーメンの墓を発見したハワード・カーターが見つけたミイラなんだそうです。

【CALENDAR】 2007年6月27日(水)〜7月4日(水)
▼世界・ふしぎ発見!
「中国・山西省 黄河文明の源流を行く」
TBS系6/30(土)21:00〜21:54
雲崗の石窟を訪問!よく見る大仏だけでなく、5万体もの小像があるそうです。

▼クローズアップ現代「飛鳥美人はよみがえるか」
NHK総合6/28木19:30〜20:00
*いつの間にかカビてしまっていた高松塚古墳壁画。開けてはいけなかったもののような気もするし、でも開けないと見れないし…。

▼探検ロマン世界遺産「新大陸 謎の古代文明」
NHK総合6/29(金)16:05〜16:50
*マチュピチュ、ナスカ、テオティワカンを一気に!盛り上がってますねえ、中南米文明。

▼NHKスペシャル失われた文明 インカ・マヤ
NHK総合7/1(日)21:00〜22:00
*「インカ・マヤ・アステカ展」に先駆けて、Nスペスタート!

●新刊「ようこそマヤ文明へ」
多々良穣著、新風社刊、1470円
*古代アメリカ学会の多々良先生によるマヤ文明の入門書。

【EPISODE:プント】
ハトシェプストといえば、有名な「ハトシェプスト葬祭殿」の壁画にもある「プント」との交易で知られています。
プントは、今で言うソマリアあたりの土地で、 周辺国の貿易の拠点として栄え、ぜいたく品があふれかえっていたんですって。今では想像もつかないですね。

プントから"輸入"されたものの中には、物資だけではなく人、例えばピグミー族なんかもいました。ひときわ身長の低い部族で、古代エジプトでは宮殿の召使をしたり、音楽やダンスを披露していたりしたそうです。

また、エジプト人は元々肌がそう黒くなく、全体的に厚ぼったい印象ですが、ヌビアのほうの人は、色が黒く精悍な顔つき。ヌビア人がエジプトに王朝を建てた時代の彫刻には、その特徴がそのまま出ています。

何千年も前のことながら、実は意外にインターナショナルな世界が開けていたんですねえ。

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