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▼テオティワカンの月の神殿で新発見!ナショジオでリポート
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月刊「ナショナル ジオグラフィック日本版」10月号
特集「死のピラミッド」
9月30日発売、日経BP、900円

◇メキシコのテオティワカンで発掘を続けている杉山三郎愛知県立大学教授らの発掘成果を、ナショナル ジオグラフィック最新号がリポート。月の神殿の地下に、生き埋めにされた生贄の人骨が見つかった。

【EPISODE:テオティワカンの祭り】
毎年春分の日は、テオティワカンの「太陽のピラミッド」が、世界中からやってきた人々で覆われる。このピラミッドは、春分の日や秋分の日の太陽に合わせて設計されていて、この日は太陽がピラミッドの真正面に昇り、ピラミッドの影が最も小さくなるとされているのだ。

だがもちろん、人々が集まってくるのはその現象を目撃するためだけではない。実は、春分の日は古代アステカでは新年の始まりにあたり、この日に太陽の光を浴びると、"宇宙"から特別な力が得られると信じられてきた。

そこで、太陽の光を存分に反射させる白い衣装を身につけた人々が世界中から集まり、太陽のピラミッドに登って両手を空にかざし、その手で光を受けている。特別な宗教というわけではなく、宇宙のパワーを信じる人たちが、何気なく100万人も集まってくるそうだ。

⇒英語版は書店で発売中!
The Pyramids of Death
National Geographic, October 2006(英)
http://www.nationalgeographic.com/

【CALENDAR】
▼Newton「アーキオリポート」
「未盗掘・未崩壊の古墳の内部が撮影された」
月刊「Newton」11月号、ニュートンプレス、1000円

▼NHK探検ロマン世界遺産スペシャル
再放送!「エルサレム・34億人の聖都」
NHK総合9/27水深夜1:55〜3:10

▼ルビコン―共和政ローマ崩壊への物語
トム・ホランド著、小林朋則・本村凌二訳
中央公論新社、3465円
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