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▼ついに「ユダの福音書」の全貌が明らかに!
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新刊「原典 ユダの福音書」
ロドルフ・カッセルほか編
日経ナショナル ジオグラフィック社、1890円

◇月刊「ナショナル ジオグラフィック」で紹介された衝撃の福音書の日本語訳がここに!

【EPISODE:外典】
新約聖書にある4つの福音書が「正典」とされるようになったのは比較的新しく、16世紀のこと。つまり、イエスとその弟子の行いについて書かれた文書は元々たくさんあり、いつしか「外典」とされるようになった。例えば…

◎マリアの福音書
「ダ・ヴィンチ・コード」ですっかり有名になった外典。エジプトで発見され、コプト語で書かれていた。イエスが他のどの女性よりもマグダラのマリアを愛し、彼女だけに特別な教えを授けたということが書かれている。

◎フィリポの福音書
フィリポは使徒の一人。エジプトで発見された「ナグ・ハマディ文書」のひとつで、コプト語で書かれている。「イエスはマグダラのマリアの口にしばしばキスをした」ということが書かれている。この時代にあっても、口にキスをするのは男女の特別な愛情の証だったらしい。

◎トマスの福音書
これも「ナグ・ハマディ文書」のひとつ。トマスは使徒の一人だが、ここではイエスの双子の弟ということにもなっている。

なお、コプト語とは古代エジプトの言葉をギリシャ文字で表記したもの(英語をカタカナだけで表記するようなもの?!)。今注目されている「ユダの福音書」も、このコプト語で書かれていたのである。

⇒「ユダの福音書」日本語特集サイトオープン
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/feature/0605/

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