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▼ルーヴル展公式サイト公開中!6/17より芸大美術館にて
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「ルーヴル美術館展 古代ギリシア芸術・神々の遺産」
国立科学博物館
2006/6/17土〜8/20日
http://www.ntv.co.jp/louvre/top.html

◇ヴィーナス、マルス、アテネなど古代ギリシャ・ローマ彫刻を多数出品。

【EPISODE:ミロのヴィーナス】
ルーヴル美術館といえばご存じミロのヴィーナス。ギリシャのミロス島で発見されたことからこの名が付いている。古代ギリシャの彫刻は有名だが、その多くはローマ時代の模作で、ヴィーナスの立像が頭部まで残っているのは、実はまれ。だがこのミロのヴィーナスも、見つかったとき両腕が欠けていた。

実は、発見時にリンゴを持つ片腕が一緒に埋まっていた。ヴィーナスとリンゴとのつながりは、トロイ戦争の原因になった「不和のリンゴ」だ。「一番の美女へ」と書かれたリンゴを手に入れようと、女神ヘラとアテネ、ヴィーナス(ギリシャではアフロディテ)が争い、トロイの王子パリスがヴィーナスを勝者と決めた。怒ったヘラとアテネが、トロイが滅びるような戦争を起こさせたというのである。

リンゴを持つ腕がこのミロのヴィーナスのものだったかどうかは今でも謎のままだが、両腕がないままで十分美しいバランスを保っていることから、ひょっとして「不和のリンゴ」を失ってよかった?!

【CALENDAR】
▼世界・ふしぎ発見が緊急リポート!
オーストラリア 遥か二万年の足音を聴け!
TBS系3/25土21:00〜21:54

▼NHK探検ロマン世界遺産
「マチュピチュ・ナスカ・テオティワカン」
NHK総合3/23木20:00〜20:45
再放送 NHK総合3/29水深夜2:50〜3:35

▼新シルクロード総集編
NHK総合3/25土21:00〜22:30
NHK総合3/26日21:00〜22:30

▼新刊「いまだ解けざる世界史の謎 古代遺跡38の迷宮」
歴史の謎研究会編、青春出版社、1050円

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2006/3/22発行 *毎週水曜発行
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