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▼エジプト王家の谷で新しい墓発見!
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王家の谷で墓発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000299-kyodo-int

◇ツタンカーメンらが眠るエジプトの王家の谷で、アメリカ、メンフィス大学の調査隊が、新しい墓を発見。王家の谷での新墓発見は、ツタンカーメンの墓以来。ツタンカーメンと同時代の棺やミイラが複数出土している。

【EPISODE:未公開の墓】
ツタンカーメンの墓で有名なエジプトの王家の谷。実は歴史上名高い"大物"の墓が、まだ封印されたままでいる。

▼ラムセス2世の息子の墓
1995年以降の調査により、このラムセス2世の息子の墓には、なんと120以上もの部屋があることが判明。文句なしに、王家の谷で最大!ラムセス2世には50人以上の息子がいたとされるが、その全員がこの墓の中に?!まだまだ調査中で公開時期は未定だが、オープンすればツタンカーメンの墓をしのぐ最大の見所に?

▼アメンホテプ3世の墓
今はアイの墓1つのみが公開されている寂しい西の谷だが、実はとんでもない隠し玉がある。それが、このアメンホテプ3世の墓だ。ルクソール神殿やメムノンの巨像(元アメンホテプ3世葬祭殿)を立てた超大物ファラオ。この墓の修復は早稲田大学のチームが行ってきたが、期待通り見事な壁画のあることがわかっている。最近、ユネスコとの共同作業である保存修復作業が一段落したばかり。公開が待ち遠しい!

▼ネフェルティティの墓
イギリスの研究者ニコラス・リーヴスは、「ネフェルティティの墓は王家の谷の中にある」として、「アマルナ王墓プロジェクト」を率いて王家の谷を調査していた。その後進展は明らかにされていない…。ちなみにリーヴスは大英博物館にいたこともある正統派の学者。

⇒吉村教授によるアメンホテプ3世墓修復エピソードはこちらに!
http://www.yugakusha.net/study/yoshimura_egypt/200403-5.html

【CALENDAR】
▼TBS世界遺産に2週連続エルサレム登場!
「エルサレム旧市街とその城壁I」
TBS系2/19(日) 23:30〜0:00

▼横浜でバーミヤン写真展!
「 〜シルクロードへの誘い〜 
バーミヤン大仏
―カメラがとらえた爆破直前の姿―
2/18土〜 4/16日横浜ユーラシア文化館にて
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/

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2006/2/15発行 *毎週水曜発行
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