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終了分


アレクサンドロス大王と東西文明の交流展 
【終了】


★異なる博物館のアレクサンドロス像が、いっぺんに見れる。
アレクサンドロス像はルーブルや大英博物館など世界何箇所かにあるが、今回はルーブルの胸像やギリシャ・ペラ考古学博物館の半身像など、7つのアレクサンドロス像が同時に見られる。

★日本の神の起源がわかる
中央アジアを経て執金剛神になったヘラクレス。今回はヘラクレス像、仲介となった中央アジアの神像、執金剛神が一堂に会している。

兵庫県立美術館
2004/10/18(土)〜12/21(日)
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/alexander/

【DATA】
講演会「古代美術における女性像の系譜」
木村重信(兵庫県立美術館館長)
10/26(日)14:00〜

講演会「極楽と仏像の起源〜ギリシャ美術の影響〜」
田辺勝美(中央大学教授)
11/16(日)14:00〜
                      

■アレクサンドロスとは

紀元前356年マケドニアの王子として生まれ、アリストテレスを家庭教師にもつ。紀元前336年に即位、東征に出発してペルシャを破り、インダス河のほとりにまで達する。紀元前323年、遠征途上で熱病のためわずか33際で死去。・・・これが、よく知られているアレクサンドロス(アレクサンダー)大王のプロフィールだ。

■アレクサンドロスの墓はどこに?
アレクサンドロスはバビロンで死んだのだが、その後どこで埋葬されたかがはっきりしない。
1)ミイラにされて、故郷マケドニアに埋葬された。
2)エジプト王プトレマイオス1世はマケドニアからミイラを盗み、エジプトのメンフィスに埋めた。
3)プトレマイオス1世の息子が、ミイラをメンフィスからアレキサンドリアに移した。
4)アレキサンドリアではなく、アレクサンダーが神託を受けたエジプトのシーワに埋められた。
5)「アレクサンドロスの石棺」とされるものが、現在のイスタンブール考古学博物館にある(ただし、実際には彼の配下のものと見られている)
古代の文書にはアレキサンドリアにあったという記録があり、ローマ皇帝も参詣したそうだが、なぜか現代にまったく痕跡が残っていないのである。

■アレクサンドロスゆかりの地
何しろ生涯移動しつづけていたような人なのでコレというゆかりの地がないのだが、古代マケドニアの首都とされるペラ(現ギリシャ、テッサロニキの近く)、父・フィリポス2世の墓とされるものが見つかったヴェルギナ(やはりテッサロニキ近く)が知られている。

関連サイト
NHK文明の道 http://www.nhk.or.jp/bunmei/
兵庫県立美術館 展覧会サイト
 http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/
東京国立博物館 展覧会サイト http://www.tnm.go.jp/doc/Guide/Dyn/eten/eten26.html
アレキサンダー大王の映画化 http://www.eiga.com/buzz/020820/03.shtml
  レオナルド・ディカプリオ主演ものなど、ハリウッドで複数進行中。


●IN OUR SHOP

ビデオ:In the Footsteps of
Alexander the Great


●関連書


アレクサンドロスの時代(第1巻)
―文明の道 NHKスペシャル

NHK出版刊 1,900 円(税別)


獅子王アレクサンドロス
阿刀田高著
講談社文庫 1,048円(税別)


アレクサンドロス大王東征記 上
アッリアノス (著), 大牟田 章訳
岩波文庫 900円(税別)


アレクサンドロス大王東征記 上
アッリアノス (著), 大牟田 章訳
岩波文庫 900円(税別)