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ダ・ヴィンチ・コードを
解読するブックガイド
　　　


は著者ダン・ブラウン自身の参考文献
　　　		 キリスト教以前の時代には、女神は男神と同様、もしくはそれ以上の重要な存在であった。
キリスト教においてもその流れはマグダラのマリアの中に受け継がれていた。後世に抹消されたマグダラのマリアの重要性を示す証拠が、未知の福音書を含む「ナグ・ハマディ写本」である。
彼女は実はイエスの妻であり、イエスとの間にできた子どもとともにフランスへ渡り、フランス王家に血筋を残した。その秘密を守るのがテンプル騎士団の使命であり、テンプル騎士団は秘密結社フリーメーソンの中に生き残った。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、マグダラのマリアの秘密を守る組織に、何らかのかたちで関係していたらしい。
「聖杯」とは一般にイエスが最後の晩餐に使ったカップとされているが、その本当の意味は、実は……。
これが、ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」の中で語られている、「キリスト教の知られざる歴史」だ。
その根拠や歴史的証拠を、ここに挙げた本の中から見いだすことができる。

ダン・ブラウン著、越前敏弥訳、角川書店
 　
初期キリスト教
女神信仰
ダン・ブラウン
関連本
マグダラのマリア
「レンヌ・ル・シャトーの謎」
 マイケル・ベイジェント著、林和彦訳

 マグダラとヨハネのミステリー
リン・ピクネット著、クライブ・プリンス 著、林 和彦訳、三交社刊

レックス・ムンディ
荒俣宏著、集英社文庫
イエスと聖書

「死海文書の謎」
マイケル・ベイジェント、リチャード・リー著、高尾利数訳、柏書房刊

バーバラ・スィーリング著、高尾利数訳、日本放送出版協会刊

「ナグ・ハマディ写本」
エレーヌ・ペイゲルス著、荒井献、湯本 和子訳、白水社
古ヨーロッパの神々
マリヤ・ギンブタス著、鶴岡 真弓訳、言叢社刊

「イシスの娘」
ジョイス・ティルディスレイ著、細川晶訳、新書館刊

★キーパーソン
マイケル・ベイジェント ： 「レンヌ・ル・シャトーの謎」がアメリカでベストセラーになったジャーナリスト。

★キーパーソン
リン・ピクネット： 初期キリスト教に関するセンセーショナルな話題を世に送り出している作家。
「天使と悪魔」（上下巻）
ダン・ブラウン著、越前敏弥訳、角川書店刊


Digital Fortress
Dan Brown

Deception Point
Dan Brown
「図解ダ・ヴィンチの謎」
田辺清著、宝島刊

「ダヴィンチ・コードの謎を解く」
サイモンコックス著、PHP刊

ダ・ヴィンチ・コードの「真実」
ダン・バーンスタイン著、竹書房刊

ダ・ヴィンチの暗号を解読する
中見利男著、日本文芸社刊
テンプル騎士団
「テンプル騎士団の謎」レジーヌ・ペルヌー著、南条郁子訳、池上俊一監修
フリーメーソン
 「知られざるフリーメーソン」
岸本完司訳、中公文庫		 レオナルド・ダ・ヴィンチ
「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記」
レオナルド・ダ・ヴィンチ著、杉浦明平訳、岩波文庫
「モナ・リザは高脂血症だった」篠田達明著、新潮新書
聖杯
「聖杯と剣」
リーアン・アイスラー著、野島秀勝訳
法政大学出版局刊
★キーパーソン
リーアン・アイスラー ： 歴史家、文化人類学者。自らの団体を主宰。

ダ・ヴィンチ・コード公式サイト（英）
http://www.danbrown.com/novels/davinci_code/